無しのつぶて

1ケ月が経っても会社からの連絡は無い。 友人でもあった経営者の嫁に様子見を兼ねて連絡してみた。 相変わらず、会社の状態については「わからない」 「んで、あんたはどうなん?」と聞いてみた。 自宅に債権者がやって来る。そして数時間も張り込まれたりするので 電話の線を抜き、カーテンを閉め切って、わずかな灯りだけで 息を殺すように暮らしているとのこと。 食料は息子(同役員)がこっそり運んでくれるらしい。 旦那(経営者)とは連絡を取り合っているけど 何処で寝ているのかも知らないと・・・。 「私のお給料は、いつ、支払ってくれるの?」とは 聞けなかった。

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給料がっ、支払いがっ!

突然の事務所閉鎖は苦しくも給料日だった。 そろそろ家賃を振り込まねばならないのに・・・。 勤務する会社が管理するマンションの1室に住み、 実際にこの私が実務をこなしていたから 住人としては 「事情があって家賃の振り込みを少し待っていただけませんか?」 と言ってみてもおかしくない。 管理する実務者としては 「契約書にも記載があるとおり月末までに・・・」 と言わねばならない。 両者が同一人物(この私)なのだ。はて?どうする? 管理する最高責任者といえば経営者だから 収入(給料支払い)が無い=家賃支払いが困難 当然、知っているわなぁ~。 オーナー様に迷惑がかかるから預貯金から振り込むか? しかし、家賃集計の預金通帳、キヤッシュカードは オフィスの金庫内。 状況が状況だけに、これを持ち出せる人物が 勝手借用する可能性が高いっ。 けれど、一、住人の義務として振り込んだ方がいいだろう。 この後、電気・ガス等の高熱費やら クレジットカードの支払いやら(旅行したから高額やん!) が待っている。

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待機は信じること?

経営者のトンズラは債権者からの逃亡にすぎないと思い まずは様子を見るしかない。 この先、会社に、そして自分に、どんな事が待ち受けているのか? 確かな情報が入って来ない中、勤続慰労のお休みをもらっているのだと 楽観視するしかなかった。 中小企業特有の同族会社で怖い株主がいるわけではないし 経営者所有の不動産を売ればなんとかなると言ってたなぁ~。 私はこんな崖っぷちを平行線で歩く会社の将来を信じていなかった。 けど、再就職の夢はもっと見ることができなかった。 ハードルが高すぎる。

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