嫌われる理由・・・続き
昨日のつづき・・・
時々、駆け込み寺となる私は良い勉強をさせてもらったと思う。
我が道を行く私でも、回りに気を配るコトを覚えさせてもらったから。
若かかった修行の身。当然、半人前だったある時、
社内のAグループの長(稼げる技術者)が私に「私のお箸箱を知らない?」と尋ねてきた。
お昼休憩・・・弁当を囲む女性団体(これは、嫌でもしょうがない)
私は「知らないし、全員みな、〇〇さんのだって知っているハズですよっ」
彼女は「そりゃ、そうだよねぇ~、でも何処へやったんだろぉ~」
夕方、一人の後輩が私のところにやって来て秘密を打ち明ける。
「腹が立って、〇〇先輩のお箸箱をゴミ箱に捨た」と。『はぁ?~』と私。
「しかも、証拠隠滅のためにゴミ箱の中身をすべて集積場まで持って行った」と。
・・・?!この後輩は私に、いったいどうしろっと言うのか?
そのお箸箱は〇〇さんのモノだからこそ捨てられたということ。
私には想像もつかない発想だったし、そんな度胸があるんなら、ぶつかればっと思ったけど
もうその箸箱を戻すことが出来ないなら、このまま秘密として共有するしかない。
しかし、こんな事が蔓延しないようにせねば・・・。でも、どうやって?
強い分子は悪気が無くても・・・弱い分子に影響を及ぼしてしまう。
弱い分子は気に入られたい欲求からなのか、自ら進んで色に染まろうと近づいていっては
少しずつ主従関係のようになり、強い方は頭に乗ってしまい弱い方は無理が溜まって鬱積する。
そし…