捨てられない靴の使い道
靴が好き。
この足に履いて歩く以外に
絶対的条件(人間の足の形)とせいぜい30㎝くらいまでの大きさの中で表現するデザイン性・・・
直線と曲線の融合はフラメンコの女性の踊り手バイラオーラを思わせる。
幼子(おさなご)用のハイカットとかジョーダンモデルとか芸術作品をみるかのようで
オランダ国立美術館でゴッホの絵画を見た時よりもシカゴのナイキタウンのほうが感動した。
履けもしないのに買っては眺めたりの靴も・・・
いつしか玄関と半間ほどの物入れの中で満杯状態になった今、捨てなきゃ・・・ねっ。
運転免許にマイカーでもあれば
履いて歩く辛さも軽減されて、履く楽しみがわずかでも残るのかもしれないが
自宅と事務所の往路は路線バスに復路はスーパーはしごの徒歩だと無理。
なによにも、デサイン的にも体力的にも、もう履けない“お年頃”だ。
一足ずつ、お別れのあいさつを・・・
と、眺めているうちに・・・クリスマス時期とも重なって
キャンドルスタンドにしてみたり
玄関に無造作に吊るしてある折りたたみ傘のホルダーにしてみたり
あぁ~未練です。
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