近眼+老眼=遠近両用でも難民...そして借金生活突入
もともとド近眼。
加齢とともに老眼が進むに進んで、形勢逆転のような不可解な眼。
お風呂に入る時は裸眼で
シャンプー・リンス・トリートメントの容器裏、成分表示をスラスラと読める。
しかし、朝の目覚めの肉眼ではメガネ自体を捉えることができずに手探り状態。
手元の資料の小さな文字を見るためにメガネを上げる
正面のPC画面で確認するにはメガネを下げる
一日中、この動作を繰り返し、丁度良いあんばいの場所に眼鏡を固定するためには
髪留めクリップを使用してゴムでメガネを吊るすようにせねばならず
この状態で時々、来客を迎えるハメに・・・
宅配の佐川男子とか営業訪問ぐらいなので『まぁイイかぁ~』とやり過ごして来たけど
時計を修理したお店で知った・・・遠近ならぬ中近レンズ
試験用で私の眼に合うようにセットしてもらって事務デスクを再現
鞄からゴソゴソと銀行通帳を取り出し手元に通帳、目の前にPC画面
世界が変わった・・・見たい方向に首を向けるだけで見える
しかぁ~し、今、この『室内空間快適レンズ』を買う資格がない。
つまりは預金残高のこと。ここから捻出すれば月末までに家賃を払えなくなってしまう。
クレジットカードのリボ払い?・・・手数料がもったいない。
預金通帳の残高と返済計画書を提出して父親から借金した。
父親は『親子の間で水臭い・・・』と言う
「違うよ。これは自分のための規律」
“飢え死に”を覚悟したあの頃は「お金を貸して」なんて言い出せもしなかった。
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