奪われない豊かさ
今日1月17日。阪神淡路大震災から22年。
2年前に神戸の街を訪れた時には震災直後とは見間違えるような美しく整備された街に
時間という概念は数字だけが重なってゆくものではなくて
同じ時間軸の中で一人がみんなの為に、皆は一人のために・・・を思いながら
ものすごいモノを創りあげるものなのだなぁ~と感心
と同時に・・・
人生をかけて創り、守ってきた軌跡も
東日本大震災で起こったような津波は一瞬で流してしまう。
2年前に何故、神戸を訪れたのかとゆ~と
知人の誕生日のサプライズ。
まったくもって失礼極まりない、ある思いから・・・
本人はまったく気にもしていないのに、私は勝手に『可哀そうな人』だと思っていて
今、この瞬間もまだ、思い続けている。
古いTVドラマの話しとか芸能人の話題になると
なんでもよ~しってんなぁ~と感心してしまう
のに
他のコトに話題が及ぶと「やったことない」「行ったことない」「食ったことない」。
ある夏、素麺をふるまったら・・・
ネギ以外の炙った油揚げ・ミョウガ・錦糸卵・かまぼこ等はみんな単品のおかずだと思ってて
つけ汁にネギしか入れない(そうゆ~食べ方しか知らない)
お正月用に薄味の出汁に漬けた数の子を一本まるまま白いお皿に乗せて出したら
何を付けて食べるモノか?と考えあぐねたまんま
鰹節を振りかけて醤油とか、一味・七味など少々振りかけてポン酢とか
食べる人の好みでどうぞのつもりだった私はマジで「豊かさが足りない」と診断してしま…