生命保険をかけ続ける...超キツイ理由
舞踏会に出る前のシンデレラの義母のような母親とソリが合わず
一日でも早く家を出て一人暮らしをしたかった。
受験に失敗したことだし、二十歳になれば「出て行ってやる!」と
アルバイトをしながらコツコツ貯金。
ある日、信金勤めの親友が激務に耐えかねて(ガリガリに痩せ細っていた)退職。
こんな時は誰だって旅に出かけたくなるもんで・・・
「お茶を飲みに行く?」みたいな軽いノリでHawaii(初海外)に誘われた。
んで・・・悲願の一人暮らしは数年、先延ばし。
今と違って当時の賃貸物件は権利金とか敷金と呼ばれる…まとまったお金を
一括で納めねばならず、斡旋の賃貸業者の手数料だけでも家賃の一ヶ月分以上。
先ずはボーナス支給実績のある会社で定職に就いて
家財道具は追々、買ってゆけばイイと。
タオルと布団、鍋・ヤカン等の台所必需品のみで一人暮らしをスタートさせた。
フォークソングは、もう下火になっていた頃(意味わかります?)だったけど
基本、自炊の食事は畳の上にビニールゴミ袋を敷きながら・・・の生活。
ふと
病気とか怪我とかで一時的にでも働けなくなったら?
家賃や水道光熱費を親に肩代わりさせてしまうのか?
そんなコト・・・沽券にかかわる、名がすたる(ただの人やのにぃ~)と
今みたいに多種多様で加入しやすい保険なんて無い時代に
入院給付金目当てで生命保険に加入。
時代はどんどん変わる・・・私の状況はとんでもないくらいに変わってしまった。
年金生活が…