過去を忘れる...簡単な人とそうでない人
「アレッ?私、何をするつもりだったっけっ?」
冷蔵庫の前までやって来ならがら必死に思い出そうとしたり、
「えぇ~と、今日は・・・」と考える毎日。
ゴミの分別が完璧に出来ていても指定の場所に出すコトを忘れてしまう( ̄▽ ̄)。
友人・知人からよく言われる言葉・・・「よぉ~覚えてんなぁ~」と
この言葉は過去に話したり、聞いたりした内容。
経過する時間・道中のコマ送りのような映像に心に残る場面の数々。
それは『嬉し・楽し』だけじゃなくて『苦い・辛い・悲し』も。
3年間、音信不通だった友人は、あの時の・・・様々な不運や修羅場の記憶が曖昧で
ぼんやりとしか思い出せないそうだ。
『精神的に崩壊していて記憶に残っていない』・・・なんて言ってる。
それがある種、人間の生きる道でもあるのだろう。
羨ましくもあり、そうでない気も。
私はお酒が飲めず、飲んで酔って忘れる・・・なんて事も出来ないし
記憶に残ってしまうコトが積み重なりすぎて、時に心がしんどくなってしまう。
私って『つくづく損な性分だわぁ~』だと思ったこともあったけど
今、エエ歳こいて・・・決して損なんかじゃないかも?・・・と思う。
過去の様々な出来事を人より時間が掛かってしまっても、
そのひとつひとつを洗濯物を畳むみたいに・・・
そしてソレをタンスの引き出しにソッと仕舞うような作業が身に付いたのでは?と。
そしてまた、誰かの相談に乗るような時にタンスから取り出し、広げてみせて
経験からモノ…