入院...お見舞いは難しい。
とても近い間柄の女性が明日、手術する。
本人とのラインでの“やり取り”上では
『ちゃっちゃと手術してスッキリしたい』と・・・。
切ってしまえば終わり的な病状だということらしい(真実でありますように)
お見舞いに行くことは本当にあたりまえの常識なのか・・・と、
考えててしまうタチで、
相手はどうなんだろう?かと。
私の場合、町医者から盲腸と診断されて、大病院へ緊急搬送されるって時に
『ちょっと、まったぁ~』
搬送先に連絡だけ入れておいてくれれば自力で行くし、
ほんの数十メートル先の事務所に一旦、戻らねばと、医者・看護師を振り切り
その大病院に着いてみれば、タッチの差で急患に入院部屋を奪われていて
腹を押さえながらも自力で歩く私をみた担当医が、
『なんで歩いてんの?』と・・・
『なら、とりあえず今日は盲腸を散らす投薬で対処しよかっ』ってなって
翌日、入院に必要なアイテムをキッチリ揃えて行ってみれば、また部屋はない。
そして私は昨日よりも元気で、そのうち盲腸の炎症は、なりをひそめる。
ところが数年後の交通事故。
意識は戻ったり、また失くしたりを繰り返す中で思ったこと。
着替えを持って来て欲しいとお願いする相手。
配偶者も子供もいない私なら当然、親。
しかし・・・別所帯。
正直、『タンスの中を触ってほしくない』と思う自分にビックリした。
もともと動けず、管を通していたので下着など必要もなかったんだけど
髪は無理でも、せめて顔をまともに洗い…