母がくれる500円玉と『お一人様一個限り』

ボケ母でもスーパーで 自分の欲するモノが陳列してある場所へと 真っ直ぐに行くことができる。 けれども 何が『お買い得』なのか?とか 『お一人様一個限り』表示の意味を理解しない。 老いとは味覚をも鈍らせるのか? 韓国ごはんについて イロイロ教えてくれた焼肉屋の女将さんも・・・ 「高齢者ほど、砂糖を効かせるとたくさん食べてくれる」と。 なるほど・・・そういえば いつも、いつも砂糖を買っている母。 毎朝、飲む紅茶にどれほどの砂糖を入れているのか 想像するとゾッとする。 「いつ死ぬかわからんから好きなモノを食べる」が 口癖の母に砂糖の摂り過ぎを 解いてどうなる? 毎日のスーパーのハシゴで出会う 『お一人様一個限り』の 三温糖、揖保乃糸そうめん、リプトンイエローラベルを 買っておいて レジかごに入れようとする母に 「私のをあげるから」と言うと ごく素直に(こんな時だけ)陳列棚へと戻しに行き 上機嫌で私の家に寄ってから帰る。 いつしか・・・レジで支払いを済ませたあとに 500円玉をくれるようになった。 私も、素直に「ありがとう」と受け取る。 私ったらエビで鯛を釣っているようなものだ けれども ほんの些細な事をキッカケに 急に機嫌が下向きになってしまう母の 良い機嫌が持続することは確か。 励みになります。ポチっと応援を…いただけたら嬉しいです。

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