『骨折り損のくたびれ儲け』の5年間
いつもコメントをくださるcollonさんの
まともに昼休憩もとれない勤務状態の中
自分の稼ぎで身の丈にあう旅行が一番楽しい
このコメント。この価値観。心から賛同します。
「30歳までに手に職を」と、昔、技術職を目指して入社した会社
グラフィックデザイナー(イケメンが多かったなぁ~)が
手掛けた2次元(平面の紙)イメージを
実際に印刷できる状態にするお手伝い的な技術職でした。
デザイナーから物理的な〆切りがある印刷までの行程では
具合が悪いとか『無理です!』なんて口が裂けても言えない中間的存在。
自身が会得した技術が、その仕事についてゆこうがゆくまいが
手品師まがいの事までしてでも、やり遂げなければならなかった。
今、国会をも動かす事態にまでなった電通の過労死問題
すっごくわかる・・・わかりすぎるぐらいにわかる。
あれから20年経って、すっかりデジタル化になっても
あまり変わりはしないのねん。。。不思議。
あの当時の技術職とは『技術は盗むモノ』であって
『盗み見るようにして、覚える』のが当たり前の時代
その代わり、低賃金から高収入へと変革を狙える職でもあったわけで・・・
面接の時の社長がゆうことにゃ~
「この仕事をやるうえで独立を目指さない奴はアホやっ!」
と、言った。確かに言った。間違いなくそう言った。
けれど、私の在籍中、先輩方は誰一人独立せず、
4年目突入時のリフレッシュ休暇と30万円を蹴って
私が独立してみたら・・・
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