どんな言葉も陳腐に聞こえてしまう氷上の羽生選手
男子フィギアスケートの金・銀メダルに
日本中が盛り上がってる?!んだろう。
羽生結弦選手
宇野昌磨選手
ただ、彼らの演技
氷上での二人の姿を見たいだけの私。
2006年トリノオリンピックで金メダルを獲得した
荒川静香さんの言葉
『美しいスケートを記憶に残したい』
まさに心のストライクゾーンにバスっと入ってくる言葉だった。
私もただ心の中に美しい映像を取り置きたいだけだ。
軌跡の道のりに絡まっている様々なエピソードによって
結末とはより輝くものかもしれないけれど
実況をするアナウンサーとか解説者とかコメンテーターとかが
興奮冷めやらぬうちに
あーだの。こーだの。と言うのを聞くのが好きじゃない。
氷上で陰陽師安倍晴明の衣装をまとう羽生選手が
決めポーズを取り音を待つ姿から最後の最後まで
もう彼だけの世界観を創り出していて
見る者を全てを飲み込んでしまうかのようなのに。
けど、ソレだけじゃ~ダメなオリンピック
国の代表として競い合いの結果を出さなくちゃいけない。
その結果に対しては
「おめでとうございます」
「すごい快挙ですねっ」
だけど・・・
心に記録されるあの映像に
感動が生む知らず知らずの涙に
どんな言葉が浮かんだりするものだろうか。
でも、なんやかんやと言わんとアカンのよねぇ~
まさに報道者泣かせ
どんな言葉も取って付けたように陳腐に聞こえるし
より輝かせるような相応しい言葉など無いと感じる。
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