小さな思い残しがずーと心にあったまま。海綿
産まれて初めてアメリカ大陸を踏んだ第一歩は
エアー乗継ぎのために降り立った雪が積もる冬のデトロイト。
当時のノースウエスト航空のハブ空港だったからねっ。
乗り継いで夜のマイアミで飛行機を降りたのがアメリカメイン2つ目。
その旅の目的地はがフロリダ半島の南端からキーウェストまでの
島々を橋で結ぶ7マイルブリッジ(国道US-1号線)を走ること。
とは言っても、、運転免許を持たない身。
アメリカ大陸からメキシコ、カナダまでを縦横無尽に走る
グレイハウンドバスを利用して。
起業時代の激務の最中だったから予備知識ゼロ
ガイドブックも無し(読むヒマなど無いから買わなかった)
宿泊ホテルのみの予約で乗るべきバスの時刻表さえも
調べてなかった大バカ者。
日本の旅館で仲居さんがイロイロと助けてくれるのとワケが違う。
Hawaiiとシンガポールしか行ったことが無かった私の英語は当然ダメ。
でもまだ若かったから度胸だけは満点だった。
時に・・・『知らない』ことほど
可能性は無限大。
憧れのセブンマイルブリッジをグレイハウンドバスで渡って
宿に着いたのは大晦日。
ジャグジーにつかりながらジュース片手にカウントダウン。
移動の旅だとゆーのにデカくて堅いスーツケースで来てしまって
後悔至極・・・でもこの後悔と経験は学習になり
後には機内持ち込み用のソフトケースとリュックサックだけで
3週間以上のアメリカ移動も半月に渡るヨーロッパ縦断も
お土産だって諦めずにやっ…