矢島晶子さんの潔さ...見習わないでねっコナン君
25年ものあいだ
あのクレヨンしんちゃんの声を・・・
地声ならともかく
『声を作る作業に意識が集中して
役としての自然な表現がしづらくなった。』と
降板を決意された矢島晶子さん。
仕事のクオリティーに妥協を許さない
プロのプロたる決心ではございませんかっ
好きとか嫌いを超えて
私達、視聴者は
その信念に拍手と喝采を送るべきでしょう。
声優さんは現実に歳を取っていくのに
キャラクターはいつまで経っても
永遠の「嵐を呼ぶ5才児」
また・・・
私が尊敬する役者、熊倉 一雄(故)さん
この方は命が尽きるまで
アガサ・クリスティーが産み出した
名探偵エルキュール・ポアロの
イギリス製作TVドラマ(1989年~2013年)完結まで
主役ポアロの声を担当をし続けて・・・
ポアロを締めくくる『カーテン』の時の声・・・
この役と共に生きて、共にこの世を去るかのようでした。
熊倉さんが恵まれていたのは
時代背景は違っていても
物語の主人公と共に歳を重ねてゆけたこと。
ここで私が心配になってしまうのは
大好きな名探偵コナン君の声を担当する
いや、もう、コナン君そのもの、である
高山みなみさんが矢島晶子さんのように
コナン君から去る日がくるのか・・・
ダメ、ダメ、ダメ
工藤新一がコナン君に徹するときの声で
『え~ん、ヤダよっ。ヤダ、ヤダ、ヤダ』と
足をバタバタさせて
抵抗の限りを尽くし
超わからずやの年寄り
・・・になると…