紅白にユーミンがやって来たっ!
「平成最後の・・・」
えぇかげんもう、この言葉を聞き飽きて
「はい。はい。えぇ、わかっておりますよぉ~」と
辟易している年の瀬。
いつも、観るとはなしに、、
TVのチャンネルは紅白歌合戦。
たった一人で日本の民を包んでしまうような
そんな歌手はもう存在していない。
神様になって天界へ旅立ってしまった。
私が幼い頃には
美空ひばりが他の誰でもない自分のヒット曲を歌いながら
カメラに決め顔(ドヤ顔?)視線ひとつ、、送ってみせただけで
「はいっ。紅組の勝ち!」だったけどぉ~。
そして平成最後の大晦日に、なんと、、
ユーミンが出てきたぁ~あ、あ、あ。
荒井由美の曲をひっさげて。。。
感動の涙を流すaikoのカメラターンに
「そりゃ~泣くよなぁ~」とつぶやいてしまう。
姪っ子には少し不思議な光景に映ったようだ。
姪っ子は父親(私の弟)の影響を受けているものの
魔女の宅急便の主題歌・挿入歌として認識しているだけ。
私達の年代にとって
荒井由美とは語りべのようなアーティストで
聞き惚れてしまうような美声や技術を
持っていると思っていなくても
歌詞の中の、その物語には抗えない何かが
存在しているコトを知っている。
シンガソングライターと呼ばれた当時の人達の多くは
荒井由美の出現により
崖っぷちに追い込まれるような危機感を覚えたハズだ。
ソーダ水の中を 貨物船が通る
(海をみていた午後・・・より)
なぁ~んて・・・歌詞で…