全てのスーツが入らないっ!
とある夜・・・
かかってきた一本の電話。
それは義理が絡んだ急な頼まれ仕事だった。
こうゆー場合
ニートのような賃金が発生するお手伝いの方が断りやすく
義理と人情のヘルプほど断りづらかったりするもんで・・・
あっ。いやいや、嫌だったわけではござんせん。
不運な今こそ、義理と人情は大切でござる。
なによりも
何かに打ち込んでいる人の側で、そのお手伝いができることは
その活気に触れて、
負のエネルギーを打ち砕いてくれそうな・・・
良い運の流れる河の側へと近づける。
何故、躊躇したかってーと、、
その場所はビジネススーツが望ましいってこと。
「無理しなくていいよっ」と言ってはくれたけど・・・
かれこれ5年以上もスーツなぞ袖を通していなくて
昔なら成功していたハズの朝食を増やすダイエットも
年のせいでまったくもって効果無しでぇ~
断捨離の道すがら、
時代遅れで肩パット入りの大き目スーツはもう処分してしまったしぃ~
タンスの奥からわずかに残したビジネス系をゴソゴソと探し出して
恐る恐る着てみれば
イヤっ。違うなっ。着ようと試みてみるも・・・
上着は、ぱっつんパッツンで両腕は動かず
下に至っては、パンツもスカートも
ファスナーやボタンは泣き別れの遥か彼方
どぉ~するよぉ~わ・た・し
幸か、不幸か、、
私が持っているスーツはすべてミセス仕様ではなくミス仕様。
腰まで持ち上げることが出来ればズリ落ちてはこない(´▽`*)
上…