故人が引退した身で余生を送っておられたならわかる気もしたけど
喪主が社会的地位のあるお医者様なのに・・・
今では喪主の顔を立てるような形式ばった葬儀ではなく故人を故人の望む方法で送り出す、
例えば・・・みんなで映画を観るとかカラオケで歌いまくるとか、イイ時代だと思う。
トンズラ会社のお局時代には写真のセットが、いつも私のところに持ち込まれたもんだ。
自慢じゃ~ないが、字はヘタだ。筆を持つことも、ましてやその筆で漢字を書く芸当なんざぁ~
できゃ~しまへん・・・です。
社内の女子社員、皆が皆、頑なまでに書こうとしなかった。
「〇〇さんは字が上手いから・・・」と事実無根の心にもないコトを言って書かせようとする。
そんな時はいつも
「字は誰よりもヘタだけど度胸だけは誰よりあるからねぇ~」と言って書いてあげる。
字がヘタだから、なに?
自慢に思うことじゃないけど、だからって・・・なにさ?
人に体重を知られることを極端に怖がり、顔じゅうにラメをはたいてキラキラ
風を起こせるほどの付け睫毛をつけていても
顔から“いじわる”がハミ出していることを恥じとしなさいよっ。
どうすれば人は喜んでくれるのか?・・・方法をちゃんと理解しているくせに
いつも反対の道を歩き出す。気分がスカッとする方へと安易に進む。
会社で頂いた差し入れや、お中元・お歳暮の中の逸品を隠し持ち、
“お眼鏡”に適わなかったモノだけを配るとか・・・心が狭い。
同じ嫌われるなら、土俵の上で真っ向勝負をしてもらえるような嫌われ方をするべきだ。
みんな綺麗ごとの嘘だけを残して、サヨナラされる。
そんな人生、もったいない。
あっ。そうそう・・・
先週、マンションの玄関先で会ったハズだよねっ。すぐに、柱の陰に隠れたでしょっ。
私もボブ・ディランを決め込んで
『このまま黙って、スレちがいましょう』と・・・気付かないフリをしたけど。
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