中学生時代に一番、仲の良かった友達は
生さぬ仲の父親によって進学が叶わず、丁稚奉公のような
住み込みの美容室へ(実家は歩いても数分なのに・・・)
この時、私は生まれて初めてリヤカーを引いて(←この表現で合ってる?)
彼女の僅かな荷物を運んだ。
その友達と初めて旅行に行ったのが倉敷の街。
まだ、観光人力車が珍しかった時で、たった1台だけだったような・・・
高校生の私と違い、僅かでも賃金を稼いでいた彼女は気前よく乗せてくれ
美観地区を往来する観光客にバシャバシャとカメラのシャターを切られるのが
とても気恥ずかしくて居心地が悪かったなぁ~。
車を引く、お兄さんの観光案内で
「倉敷紡績の第一工場です。昔はたくさんの女工さんが・・・」とゆうくだりに
その友達の生い立ちと重なる部分があって切ない感じがしたのも覚えてる。
赤い煉瓦に絡まる蔦の美しさに「今度はココに泊まりたい」と思ってから
40年も経って実現したわけだけど、久しく会っていないその友達は
30㎏代の華奢な身体に40㎏ほどの贅肉をつけて面影なし(◎_◎;)
そして結局、長い看病の末にその父親を看取ったのも彼女で
血の繋がった娘も息子もいるとゆ~のに
人生とは摩訶不思議な縁で結ばれているものだ。
別にねっ。泊まらなくったって
公の場所と同じで出入り自由な倉敷アイビースクエアだけど
高い天井から吊るされた電球の灯りが
建物の内側の赤い煉瓦を照らす夜の雰囲気とか
客室の窓の下を流れるお堀の水の音とか・・・
ココに決めて良かったと思ってる。
部屋の窓からの眺め・・・ものすごく落ち着く
部屋に設えてあるフリーの冷蔵庫もケチ旅には大活躍(ホテルとしてのポイント高い!)
漁港近くのスーパーじゃ~氷が取り放題?!お刺身の盛り合わせを買い
写真を撮ろうとスマホを用意している間にもう食べられたっ!
デザート用にぶどうを、朝用にはパイナップルの味がするバナナを
帰路の列車用に温室みかんを冷凍にするとクーラーバックの保冷にも。
そして迎えた朝のブッフェはハッキリ言って美味しくないし
果物などのデザート系もショボいっすっ。
宿泊者はプラス1,000円、一般客は税込み2,000円でわずかにお釣りが。
夏の期間中の中庭広場ではサマーナイトビアガーデンを開催しているんだけど
これもブッフェ式の食べ放題で男女共に3,800円!
朝食のお味から判断すると、、、ビールで元を取れる人以外はモッタイナイ気がする。
私が社員旅行とか個人的に利用した数々のホテルの朝ごはんの中で
値打ち在り!の一等賞はホテルサンルートソプラ神戸アネッサ の朝食。
そして、大和ロイヤルホテルは全体的にどこも美味しいかなっ。
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この記事へのコメント
collon
で参加には勧誘されるという
トラップがあるため
同窓会参加したことないんですが
(ちなみに一貫校なんてことでは
ありません…当然ながら公立校…)
行ってみたいな。。
れふあ
はいはい。
選挙の時に「友達だっけ?」と思い出す人達ねっ。
実は私も子供の頃は自動的に学会員でした。
ドタマに来ることがあり
学会の偉い人に一席ぶったのが19歳のころ。
でも、いまだに恐い場面では
南無妙法蓮華経と唱えてしまう。
日蓮さんに罪は無し。
collon
ありがたいんですけどね(・_・;
参加した人から内容聞くと
なかなかハードル高くて
欠席続きです。。
れふあ
学生の頃と違って
皆、イロイロと背中に背負ってるから・・・。
ただ単純にあの頃を懐かしむ。
今回の私の倉敷のように友達抜きでもできます。
そして電話を一本。
「倉敷に行ってきたよぉ~。あの時のこと覚えてる?」ってねっ。
一度でも参加したら次の会の出席催促がキツイのは確か。