『骨折り損のくたびれ儲け』の5年間

いつもコメントをくださるcollonさんの
まともに昼休憩もとれない勤務状態の中
自分の稼ぎで身の丈にあう旅行が一番楽しい

このコメント。この価値観。心から賛同します。

「30歳までに手に職を」と、昔、技術職を目指して入社した会社
グラフィックデザイナー(イケメンが多かったなぁ~)が
手掛けた2次元(平面の紙)イメージを
実際に印刷できる状態にするお手伝い的な技術職でした。

デザイナーから物理的な〆切りがある印刷までの行程では
具合が悪いとか『無理です!』なんて口が裂けても言えない中間的存在。
自身が会得した技術が、その仕事についてゆこうがゆくまいが
手品師まがいの事までしてでも、やり遂げなければならなかった。

今、国会をも動かす事態にまでなった電通の過労死問題
すっごくわかる・・・わかりすぎるぐらいにわかる。
あれから20年経って、すっかりデジタル化になっても
あまり変わりはしないのねん。。。不思議。

あの当時の技術職とは『技術は盗むモノ』であって
『盗み見るようにして、覚える』のが当たり前の時代
その代わり、低賃金から高収入へと変革を狙える職でもあったわけで・・・

面接の時の社長がゆうことにゃ~
「この仕事をやるうえで独立を目指さない奴はアホやっ!」
と、言った。確かに言った。間違いなくそう言った。

けれど、私の在籍中、先輩方は誰一人独立せず、
4年目突入時のリフレッシュ休暇と30万円を蹴って
私が独立してみたら・・・

その社長はイジイジとイジけまくって
仕入業者の営業マンを捕まえてはネチネチと愚痴ったそうだっ。
東京銀座・大阪新地のホステスかのように
「客を奪われた云々を延々と聞かされてマイったわ」と
その営業マンも私のところへと
チクりにやって来る。

実際に、雇われていた会社の得意先に挨拶には行ったよぉ~。
中には「応援したいけど、筋が通らん!」と言われたりもしたしねっ。

一分一秒に追いたてられる、この業界の末席に
私を置いてくだされば
お役に立てる事もあるかと・・・
それだけを告げて、それ以上の接触は遠慮したけれど

雇われていた会社、つまりは・・・私の先輩だった人が
いい加減な失敗を繰り返すもんだから
なんの営業もせずに、ドンドンと仕事が舞い込んで
寝る間もなく仕事をして、2000万円を超える設備資金の借金
4年と少しで返済したらば
Windows98の発売

私が取得したこの技術に「将来は無いなっ」と悟って
アッサリと廃業を決意。
盛り立ててくれたクライアントへに対する責任は
踏ん切りがつかない同業者が快く引き受けてくれた。
「お先に・・・おさらばえぇ~」と
最後の修正(校正)を終えた数時間後に
ミネアポリス経由、シカゴ(オヘア空港)行の飛行機に飛び乗った。

修行時代の超安月給
最初は意味があったのに、結局、意味が無くなった借金2000万超
自由はおろか、睡眠時間も無かった私の5年間
まさに
骨折り損のくたびれ儲けだった。

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この記事へのコメント

  • collon

    そうでしょうか
    お金や時間に代えられない
    かけがえのないものを
    手にいれられたのだと
    おもいます^ - ^

    ぐうたらなわたし
    働ければなんでもいいや
    なんて
    適当に生きて4○歳(・_・;


    2017年08月29日 21:52
  • れふあ

    collonさん

    いい想い出がなくて・・・。
    仕事で自由を奪われるジレンマ。
    その解消法ってのが・・・。
    2017年08月30日 10:26