とどのつまり、、なんでもお金
奇跡をも操るようなジーニーの住処である魔法のランプは無い。
それを知っているから
人は出来る努力をなんだってしようとするわけで、、
長いあいだ心の支えであり続けた小さな命を看取り見送る時でも
覚悟とは別にあらん限り抵抗するものだ。
遠くに住んでいることで
元気だった頃の姿のままの記憶しかない私は無責任にも
「もう、静かに見送ってあげよう」と言った。
けれど、、親友は、、
目の前の現実を直視できず(受け入れられず)に
「自分に出来ることは何か?」を探し続ける。
もっと栄養を与えてあげれば少しは元気になるかもしれない。
水しか飲めない状態だから弱っているだけ。
なにもかも足りていない(睡眠も)苦しき現状の中にいて
アレがあれば、、コレがあれば、、を繰り返して
もんどりを打っているように思う。
わかった。私がすぐに注文して送ってあげるから
なんたって私はAmazonのプライム会員で送料無料なんだから。
注文確定のクリックの前に配達日を見て悟った。
絶対に間に合わないと・・・
それほどの距離がある場所。
それだから、、
「少しのあいだだけでも羽を休めにコッチにおいで」と言えない。
格安の夜行バスが通っている場所じゃない。
チマチマとWAONで貯めるマイルだって家族以外には使えない。
なんとか力になりたいと願っても
私にもお金が無いっ。で、、終わり。かよっ。
そしてまた、お馴染みのセリフ『なんにもできなくてごめん』
こんな時…